tomosoelog

コーポレート部門やバックオフィスのキャリアの話を中心に。専門は人事労務です。

人事職にも技術を。なんて考えていることをつぶやいてみる。

最近考えていることを深夜につぶやいてみる。

 

f:id:tomosoe:20150106125013j:plain


例えばエンジニアさんで、技術力は低いんだけど口だけ一丁前みたいな人がいたら、「え?アイツなんなの?」ってわかりやすくなるんじゃないかと思うんです。それが他の職種だと「口だけ」な状態が成り立ってしまうことがある。最後まで成り立っていればいいんですが、結局は成り立っていないのでどこかでそのしわ寄せがきてしまう。


私が専門としてきた「人事」という世界においては、絶対的に「技術」が必要なんですが、それが必要であることを知らず、また知る機会が得られないことで、どれだけわかっていないかも知ることすらできないようなことも多くあります。


私は本当にラッキーで、人からも環境からも学ばせてもらえる機会を得られていたため、今こうして話題の会社の第一線で仕事ができていますが、そうじゃなかったらどうなっていたのかなと思うことがあります。


HR Techという言葉があり、自分もそういう世界のど真ん中にいますが、ITの力で業務の煩わしさだけをどうこうしたってどうにもならないんですよ。大前提としてどういう仕組みになっていて、何が必要で、自分はどう動くべきかといったことがわかっていないと機械や専門家に振り回されるだけになる。


例えば財務経理の世界なら簿記の原理を学ばない人はいないと思うんですが、人事の世界はなぜだかそういう原理をふっ飛ばしてやれてるつもりになってることがあります。
しかし、そういう原理を学べる機会も少ないという問題もある。


人事に技術を。そういう取り組みを個人的にやっていこうかなと思っています。